平成24年3月28日(水)、大関日馬富士関(伊勢ヶ濱部屋)が、附属病院を慰問しました。
春場所が終わったばかりのこの日、日馬富士関一行は、附属病院を慰問され、副病院長をはじめ病院関係者の歓迎をうけました。
一行は、休む間もなく小児科病棟へ向かい、看護師たちの力作である土俵と、軍配で土俵入りを披露してくれました。子どもたちは、歓声をあげて日馬富士関を迎え、相撲を取ってもらったり、一緒に記念撮影をしたりしました。大関はその後も、新生児室や療養中の子どもを一人ずつ抱き上げながら、「私のパワーをあげよう、必ず元気になるよ」と声を掛け、看病をしている保護者をねぎらい、記念撮影をしてくれました。また、廊下やエレベーターホールでも、多くの方々に気軽にサインや記念撮影をしてくれました。日馬富士関の優しい人柄に、多くの人たちが魅せられました。元気をもらった子どもたちをはじめ、多くのファンが増えたことでしょう。
今回の来訪は、当院の小児科をはじめ、麻酔科、看護部、検査部などが長期にわたって進めてきたHeart Saving Project(モンゴルの心臓病の子どもたちの診療)というモンゴルへの医療援助に関するご縁で実現したものです。日本にもモンゴルにも、子どもたちの笑顔が増えるように努力していきたいと思います。
<医学部>