お知らせ

附属病院で、災害医療用エアーテント及びアルカート(簡易ベッド)のデモンストレーションを実施しました【12月18日(火)】

平成24年12月18日(火)医学部体育館で、災害医療用エアーテント及びアルカート(簡易ベッド)のデモンストレーションを実施しました。

 このたび、附属病院は、災害時において、院外で医療用テントとして活用するエアーテントと簡易ベッドを購入しました。このエアーテントは、幅6m×長さ9m×高さ3mと大きいものですが、設営時間が、約8分と短く、5?6人で設営可能である点が特徴です。
 デモンストレーションでは、テントの梱包状態からの開梱、充気、展張に至るまでと、逆に展張状態から梱包までの操作説明が行われました。出席者は、救急部、看護部、事務部から約50人が参加し、試行展開が2回実施されました。
 これらの設置によって、地震災害等で多数の傷病者が発生した場合に、緊急用簡易病床として、10床程度が確保できます。また、伊方原発事故が起こった場合には、避難区域に入る市立八幡浜総合病院への病院避難に際し、後方病院として、避難患者を収容する代用病床として使用することができ、被災者救助で活躍することが期待されます。
 附属病院は、今後も災害拠点病院としての機能を強化し、更なる地域貢献を目指します。

<医学部>