平成25年1月18日(金)?20日(日)、本学の留学生5人(ベラルーシ人1人、フィリピン人2人、中国人2人)が、越智郡上島町でホームステイを体験しました。
このホームステイは、地域における相互交流の推進と、留学生に愛媛のことをより深く知ってもらうために、国際教育支援センターが毎学期実施しているものです。また、留学生と地域の方や地域社会との交流をより深めるため、ホームステイ中に地元の学校訪問も行っています。
留学生たちは、まず最初に上島町立弓削小学校を訪問しました。弓削小学校の生徒とともに魚島小学校の生徒からも歓迎を受けました。そして体育館で、スライドを使った母国の文化紹介を日本語で行いました。その後各学年に分かれ、給食や昼休み中の運動?掃除にも参加しましたが、母国の学校との違いに驚いていました。午後もそれぞれの学年で交流会があり、母国についての様々な質問に積極的に答えていました。また、日本のゲームを一緒に楽しんだり、自国の文化を日本語や英語で紹介したりして、お互いの国への理解を深めていました。
学校訪問修了後、ホストファミリーと対面して日本語で挨拶したときには、留学生たちは緊張した様子でしたが、2日後松山に帰る頃には、皆、ホストファミリーといつまでも日本語で話し続け、「日本の家族」との別れを惜しむほどに打ち解けていました。ホームステイ終了後の日本語の授業では、初めて日本語でお礼状を書き、早速ホストファミリーへ送りました。
このような試みは、留学生たちの日本語学習のモチベーションを高めるだけでなく、地域の人々に留学生や本学への関心を高めてもらう良い機会でもあります。国際教育支援センターでは、今後も定期的にこのような試みを続けていきたいと考えています。
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