平成25年3月8日(金)、ダイオーエンジニアリング株式会社(四国中央市)と理工学研究科の岩本幸治助教の共同研究が、四国地域イノベーション創出協議会による「2012イノベーション四国顕彰事業 四国産業技術大賞?革新技術賞?最優秀賞」を受賞し、香川県高松市のかがわ国際会議場で、表彰式が行われました。
四国地域イノベーション創出協議会とは、平成20年度に設立した企業が抱える課題の解決を四国の総合力で支援する機関です。四国内の研究機関や産業支援機関など計31の会員機関が保有する人材、ネットワーク、機器や研究成果等の資源を総合的に活用し支援を行っており、平成22年度からは自主運営により事業展開を図っています。
四国産業技術大賞は、年に1度「四国地域の産業技術の発展に顕著な貢献があった企業等を表彰することにより、企業等の士気高揚を図り、もって四国地域の産業技術の高度化に資すること」を目的として、平成8年度から審査により選ばれた顕著な貢献があった企業を表彰しています。また、革新技術賞は技術開発成果が特に優秀なものに贈られ、岩本助教らの共同研究はその中でも最優秀賞を受賞しました。
今回、ダイオーエンジニアリング株式会社と行った共同研究は「混合廃プラスチックの大量?高速?高純度選別装置エアロソータの開発」で、岩本助教は、装置の選別精度改善に資する噴流の流体解析を担当しました。
<社会連携支援部>