平成25年3月1日(金)、附属高等学校体育館で、本校3期生124人を送る卒業式を挙行しました。
式では国歌を斉唱後、クラス担任から卒業生の氏名が1人ずつ読み上げられ、高橋治郎校長から各クラス代表者へ、卒業証書が授与されました。
続いて、全国総合学科高等学校長協会賞をはじめ、学業や部活動で功績をおさめた卒業生には各種功労賞等が、3年間無欠席で登校した卒業生には皆勤賞が、個別に氏名を読み上げられ、代表者に表彰状が授与されました。
表彰後、高橋校長が「本校の特色ある様々な授業での学びを通して、単に教えられて学ぶのではなく、自分自身が目指す目標に向かって、自らが学習してゆく必要がわかったと思います。本校で学び、努力した結果を踏まえ、さらにより高い目標を掲げ、これを達成すべくさらに努力してほしいと思います。そして、世界に目を見開き、自分の人生を力強く切り開いていってください。」と式辞を述べました。
引き続き、柳澤康信学長から「人間社会においても自然界においても多様性(diversity)はこれからのキーワードです。将来、皆さんが多様性の意義を理解し、多様性を有効に活用できる社会人になることを期待します。この3年間、附属高校で学ぶことができたことを誇りとして、胸を張って巣立っていただきたいと思います。」と祝辞がありました。
また、在校生を代表して、2年生で生徒会長の堀川知さんが送辞を述べた後、卒業生代表の齋籐葉瑠紀さんが「友よ、ここで出会い、ここで学び成長したことを誇りに思い、それぞれの道を歩き出そう。そしていつか大輪の花を咲かせて、またここで会おう。大きな抱負と、確かな自信と、好ましい友情を手にすることができたこの場所で。」と力強く答辞を述べました。答辞を聴いていた卒業生の中には、3年間の生活を振り返り、涙ぐんでいる姿も見受けられ、共に歩んだ生徒たちの様々な想いが伝わってくる式典となりました。
式終了後、卒業生は各クラスに戻り、最後のホームルームに出席しました。友人たちと写真を撮ったり、語り合ったり、高校生活を締め括る時間を共に過ごしました。そして、別れを惜しむ中、それぞれの想いを抱き、3年間通い続けた学舎を後にしました。
<附属高等学校>