平成28年11月10日(木)、愛媛県産業技術研究所及び株式会社オカベと本学が共同で商品化した『圧焼きじゃこ天』の記者説明会を実施しました。
この『圧焼きじゃこ天』は、愛媛の特産品である「じゃこ天」用のすり身を高温高圧でプレスしたもので、パリッとした新食感が楽しめるとともに、食品の健康成分の研究を進めている農学研究科菅原卓也教授の提案により、生地にみかん果皮が配合されており、ほんのりとみかんの風味がするのが特徴です。さらに、みかん果皮には、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を緩和する効果を持つ成分や、骨の健康を維持する効果を持つ成分が含まれているため、健康食品としての展開も期待できます。なお、商品のネーミングやパッケージの原案は、農学部の学生たちが考えました。
大橋裕一学長は、「今後も、地域企業との共同研究や受託研究などにより地域産業のイノベーションを図り、今回のような新事業創出などを通じて地域に貢献していきたい。」と挨拶しました。
なお、年内には、愛大ショップ「えみか」で販売を開始するほか、地元のスーパーや道の駅などでも販売を予定しています。
<社会連携課>