平成28年11月14日(月)、附属高等学校で、駐日ルーマニア特命全権大使のタティアナ?ヨシペル氏による出張講義「EUがあなたの学校にやってくる」を実施しました。本出張講義は、駐日欧州連合(EU)代表部と在日EU加盟国大使館が、世界情勢に関心を持ち始める年頃にある日本の若者に、EUやその加盟国等に関する知識を深めてもらうことを目的として行っている事業です。
まず、生徒たちが歓迎の挨拶や愛媛県?本校の紹介等を英語で行い、続いて、タティアナ大使による講義に入りました。講義では、ルーマニアの紹介、EUとルーマニアの関わり、EUとはどのようなものか、世界でEUはどのような貢献をしているか等、タティアナ大使による分かりやすい説明がありました。質疑応答の時間では、イギリスのEU離脱についても話題に出るなど、国際問題への関心に富んだ質問が相次ぎましたが、大使の丁寧な応答により大変良い雰囲気の中、盛況のうちに終了しました。
その後、タティアナ大使は、大橋裕一学長を表敬訪問しました。今回の出張講義は、大使が日本に着任されて東京を離れる最初の公務であり、大橋学長からは、大変光栄である旨の歓迎の言葉がありました。タティアナ大使からは、高校生がルーマニアのことを良く勉強しており、非常に積極的で感心されたとのお言葉が述べられるなど、和やかな雰囲気で懇談が行われました。
タティアナ大使ご夫妻を囲んでの情報交換会では、大橋学長を始め大学関係者、愛媛県、経済界等との交流を行いました。野球の普及に貢献した正岡子規の出身地である松山で、ルーマニアの国技であるオイナ(野球のルーツ)と野球のコラボの話題で盛り上がりました。今後、愛媛とルーマニアとの交流が更に推進されることが期待されます。
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<国際連携課>