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足球即时比分_365体育直播¥球探网7年度第3回安全衛生講演会を開催しました【9月24日(水)】

足球即时比分_365体育直播¥球探网7年9月24日(水)、共通講義棟Aの多目的レクチャー室1を主会場として、安全衛生講演会を対面及びオンラインで開催しました。

この講演会は、「全国労働衛生週間(10月1日~7日)」に先立ち、学生及び教職員を対象に、安全衛生管理推進室と工学部安全衛生委員会が共同開催したもので、来場者及びオンライン聴講者を合わせて、約110人の参加がありました。

始めに、安全衛生管理推進室の満田憲昭室長から開会の挨拶があり、「安全衛生は一人一人の生命と健康を守る基盤となると同時に、研究?教育活動を支える不可欠な要素です。実験研究の高度化や多様化が進む今日においては、従来以上にリスク管理の重要性が増しており、大学としても常に最新の知識や事例に学び、取組を進化させていくことが求められています。本日の講演会を通じて、研究教育現場における安全衛生の重要性を再認識していただくとともに、講演で得た知識や気づきを職場に持ち帰り、日常の安全衛生活動に活かしていただけることを切に願っております」と述べました。

第1部は、国立大学法人大阪大学安全衛生管理部の山本仁教授が登壇し、「研究?実験施設の安全衛生管理―化学物質の自律的管理へ向けてー」と題して講演を行いました。2022年2月に改正されたリスクアセスメントに基づく自律的化学物質管理について触れ、リスクを正しく怖がること、さらには研究のリスクに対し、プロフェッショナルとしての強い意識を持つことが重要であると述べられました。

第2部は、国立大学法人東京大学大学院新領域創成科学研究科の大島義人教授が登壇し、「実験研究現場の安全のために」と題して講演を行いました。実験研究現場における自律的リスク管理は、これから起こるかもしれない危なさ(リスク)を定量的に見積り、それを下げるための対策を立てること(リスクアセスメント)が大事であり、研究活動には必ずリスクを伴うことを知り、自己の能力を適正に評価(見積)し、保護具の着用などの事前の備え(対策)をして、それを正しく扱うことであると述べられました。

講演後は、参加者による熱心な質疑応答が行われました。

最後に、安全衛生管理推進室員で連合農学研究科の伊藤和貴副研究科長から御礼の挨拶があり、閉会しました。
         
講演会後、参加者からは「自律的化学物質管理の根底にあるコンセプトをよく理解できました」、「自分の力量を正しく見積こと、安全になるように道具を使うこと、など大変参考になりました」、「発見と事故は表裏一体という言葉が印象的で、安全管理も研究の一部であると深く考えさせられました」等の感想が寄せられました。

安全環境課では、今後も教職員及び学生を対象とする講演会を開催し、本学構成員の安全衛生管理に対する意識向上を図っていきます。

<安全環境課>