足球即时比分_365体育直播¥球探网7年7月5日(土)、足球即时比分_365体育直播¥球探网先端研究院宇宙進化研究センターは、日本天文学会が毎年主催する「全国同時七夕講演会」の一環として、学術交流協定を締結している鹿児島大学、熊本大学、山口大学を加えた四大学合同で「四大学合同七夕講演会2025~宇宙への招待~」をオンラインと対面で開催しました。足球即时比分_365体育直播¥球探网会場の城北キャンパス?南加記念ホールには約50人の方にご参加いただき、オンラインでは各地から約60人の方にご視聴いただきました。
はじめに、鹿児島大学の高桑繁久教授から開会挨拶がありました。その後、熊本大学の伊東拓実さんが「宇宙の夜明けを見にいこう ー 最初の星と銀河の誕生を探る最前線」と題し、宇宙が誕生して1億年~3億年後の初代天体と呼ばれる最初の星や銀河が生まれ始める「宇宙の夜明け」と呼ばれる時代について理論と観測により明らかにされてきたことを紹介し、さらに、現在建設中の巨大電波望遠鏡「スクエア?キロメートル?アレイ」によって、初期宇宙の観測がどのように進展していくのかを講演しました。
次に鹿児島大学の芝池諭人特任助教が「最新の望遠鏡とシミュレーションで、惑星誕生の謎に迫る!」と題し、私たちの住む青い地球をはじめとした多様な惑星たちがどのようにできてきたのか、これまでの理論や観測により明らかにされてきたことを紹介し、さらに最新の天体望遠鏡とコンピューターシミュレーションにより解明が進む、惑星誕生の謎について講演しました。
続いて本学の善本真梨那特定研究員が「X線で探る宇宙の降着天体」と題し、ブラックホールのような非常に重い天体にガスが引き寄せられて落ちていくことを降着と呼び、この降着により強烈な光が放出されることを紹介し、直接ブラックホールが観測できなくともこの光を観測することでブラックホールについての様々な事象が明らかになってきたこと、そして、限界を超えた “超臨界降着” に関する研究成果と、2023年に打ち上げられた最新鋭の天文衛星「XRISM(クリズム)」を用いた突発天体探査についても講演しました。
最後に、山口大学の藤澤健太教授が「過去と未来とわたしたち」と題し、宇宙は私たちからはるかに離れたところにあり、私たちの日常生活とは何も関係がないように思えますが、宇宙という大きな時間と空間の中に私たちは存在しているということを子供たちにもわかりやすく丁寧に講演しました。
講演後に設けられた質問コーナーでは、各会場とオンライン会場から多くの質問が飛び交いました。例えば「宇宙初期観測の地上以外での観測計画の有無が知りたい」、「系外惑星の観測が想定していたよりも観測できていない理由は何か?」、「夜空を見上げた宇宙には宇宙初期から現在までの時間の情報が混在しているということなのか?」など講演内容をよく理解した上での良い質問を多くいただくことができました。
足球即时比分_365体育直播¥球探网は、今後も、鹿児島大学、熊本大学、山口大学と合同で講演会を開催していく予定です。

<宇宙進化研究センター>