本学では、日本とインドネシアの6大学(本学、香川大学、高知大学、ガジャマダ大学、ボゴール農業大学、ハサヌディン大学)で構成するSUIJIコンソーシアム(Six-University Initiative Japan Indonesia)の下、さまざまな共同研究?共同教育プログラムを展開しています。農学研究科修士課程における共同学位プログラム(Joint Degree Program、略称SUIJI-JDP)はその一つです。
SUIJI-JDP第一期生として、インドネシア3大学から計5人の学生が、平成25年3月以来、本学農学研究科で半年および1年間の予定で学んでいます。このうちの2人、ハサヌディン大学のヤキン?ギスノ?オガレラノさんとヌルハヤ?ジャヒディン?パンガさんが予定していたプログラムを修了し、9月末日無事帰国しました。帰国前に開催した修了式と成果報告会には、2人の指導にあたった農学部の大上博基教授(地域環境水文学)、荒木卓哉准教授(作物学)のほか、SUIJI推進室関係教職員、インドネシアからの留学生、本学の日本人学生ら約25人が来場しました。
SUIJI-JDPでは、インドネシア3大学への日本人学生の派遣も実施しています。今年度は、本学から5人、香川大学から1人、高知大学から2人の修士課程の学生がインドネシアで学んでいます。先日の成果報告会では、昨年度4ヶ月の留学を終えた農学研究科2年の松本拓郎さん(環境産業応用科学専攻)もインドネシアでの研究成果を報告しました。
SUIJI-JDPは、毎年10人程度の学生の受入と派遣を予定しています。今後も、日本?インドネシア6大学の連携を通じ、両国間での共同研究?共同教育プログラムをさらに促進していきます。
日本?インドネシアの農山漁村で展開する6大学協働サービスラーニング?プログラム
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