平成25年9月24日(火)、総合情報メディアセンターで「情報セキュリティセミナー」を開催しました。
近年、情報通信技術の進展により、情報の共有?ネットワーク化が進んでいます。本学では、修学支援システムの整備をはじめとした各種業務の電子化が推進されており、教育?研究?運営業務の効率化を図る上で情報通信技術は不可欠なものとなってきています。しかし、情報通信技術は導入しただけで終わりではなく、常に情報セキュリティに注意を払う必要があります。場合によっては、情報セキュリティの面から導入した情報システム等の更新を考える必要もあるところです。本学では、この2、3年の間に情報ネットワークの利用が大いに進んでいますが、身近なところでは、ソフトウェアの更新対応やサポート終了対応の問題といった、ソフトウェアのライフタイム(windowsXPのサポート終了等)と、利用期間のギャップとが及ぼす影響等の問題がクローズアップされるようになっています。
そこで、今回、名古屋大学情報基盤センターの高倉弘喜教授を講師としてお招きし、教職員を対象に「情報セキュリティを考慮したシステムライフタイム設計」と題したセミナーを開催しました。
講師の高倉先生は、国の機関等での情報セキュリティ対策における重要な役割(委員会等)に携わっていることもあり、最近の具体的な状況やこれからの全国的(文部科学省等)な取組等を、具体的な事例を交えて話されました。今回は、本学からの参加者がわずか20数人という状況でしたが、参加者はその重要性、緊急性および必要性を十分理解したようでした。今後は、本セミナーの重要性を鑑み、参加者が増えることが大いに望まれるところです。
御講演の後、総務課総務?法規チームより、本学における個人情報保護の取組について報告があり、全体を通して大変有意義なセミナーとなりました。
<総合情報メディアセンター>