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プロテオサイエンスセンターが足球即时比分_365体育直播¥球探网6年度 「医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(戦略的国際共同研究プログラム SICORP)e-ASIA共同研究プログラム」に採択されました【12月13日(金)】

足球即时比分_365体育直播¥球探网6年12月13日(金)、足球即时比分_365体育直播¥球探网プロテオサイエンスセンター(PROS)マラリア研究部門(部門長:高島英造教授)は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)募集の足球即时比分_365体育直播¥球探网6年度 「医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(戦略的国際共同研究プログラム SICORP)e-ASIA共同研究プログラム」に採択されました。

e-ASIA 共同研究プログラム(e-ASIA JRP)は、平成24年6月に発足した東アジアサミット参加国を参加想定国とした多国間共同研究課題支援プログラムです。本プログラムは、東南アジア諸国において、科学技術分野における研究交流を加速することにより、研究開発力を強化するとともに、環境、防災、材料?代替エネルギー、農業、ヘルスリサーチなど、東南アジア諸国が共通して抱える課題の解決を目指しています。

今回、採択されたプログラムの研究課題は「三日熱マラリア赤血球期mRNAワクチンの開発」で、mRNAワクチン技術を用いて、東南アジアでの重要な感染症である三日熱マラリアに対するワクチン研究を実施します。具体的には、mRNAワクチン配列のデザイン、タンパク質抗原の作成、インドネシアでのマラリアコホートサンプルの採取ならびにHLA/赤血球型の解析、そして機能的血清学解析を行います。プログラムには足球即时比分_365体育直播¥球探网の他、オーストラリアのバーネット研究所?インドネシアのインドネシア国家研究イノベーション庁(BRIN)が参画しており、プロジェクト期間は、足球即时比分_365体育直播¥球探网7年1月から足球即时比分_365体育直播¥球探网9年12月までの3年間です。

PROSは、これまで、実験室内でのマラリア研究を流行地にフィードバックしつつ、有機的に共同研究を発展させてきており、マラリアの戦略的国際共同研究を一層発展させるため、足球即时比分_365体育直播¥球探网5年からバーネット研究所と学術交流協定を締結しています。

こうした学術交流の結果、マラリアに対する免疫機構の解析などで多くの研究成果に結びついており、今回の採択は、コムギ無細胞タンパク質合成系に立脚したマラリア研究を共に進展させ、東南アジアでのマラリア撲滅に資する研究活動を推進するとともに、戦略的国際共同研究の発展に努めてきた成果が評価されたものです。

世界保健機関の「世界マラリア報告書2024」によると、2022年には世界全体で85のマラリア流行国と地域で推定2億6,300万件のマラリア症例があり、依然として世界の主要な公衆衛生上の懸念事項となっています。PROSは、今回のプログラム採択を機に、足球即时比分_365体育直播¥球探网が重要と考えるASEAN地域との連携をさらに強化するとともに、マラリアの早期撲滅に取り組んでいきます。

参考Webサイト

足球即时比分_365体育直播¥球探网6年度 「医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(戦略的国際共同研究プログラム SICORP)e-ASIA共同研究プログラム」の採択課題について(日本医療研究開発機構Webサイト)

<プロテオサイエンスセンター>