平成25年11月7日(木)、総合研究棟Ⅰ理学部会議室で、理学部FD講演会「学習者の学習意欲を高めるためのインストラクショナル?デザイン(教育設計)入門 ?ARCS動機づけモデルの活用?」を開催しました。
理学部では、前学期?後学期のそれぞれの期間中にFDウィークスを設定しており、FD活動の啓発に努めています。今回は、平成25年度後学期FDウィークスの行事の一環として、教育?学生支援機構教育企画室の仲道雅輝助教を講師に講演会を開催し、26人の教員が参加しました。
講演会の前半は、「学生の中にある学ぶ意欲を引き出せる授業とはどのようなものなのか?」といったテーマを中心にした内容で構成され、スライド及び配付資料に沿って行われました。後半には、インストラクショナル?デザイン(教育設計)の中から、ワークショップを通して、学習者を動機づけするための手法(ARCS動機づけモデル)について説明がありました。
今回の講演会では、特にARCS動機づけモデルに関して、実際の例を基にした分かりやすい説明がありました。また、出席した教員がペアを組んで、自分でARCS動機づけシートに記載し、その内容に沿って議論を行うという実践形式は、教育をより効果的?効率的?魅力的にするという目的にとても有効であると思われました。参加した教員には、インストラクショナル?デザインについて深く考えるよい機会となったようです。
最後に、出席した教員と仲道助教の間でさまざまな質疑応答があり、とても有意義なFD講演会となりました。今後も、理学部のFD活動をさらに発展させていきたいと考えています。
<理学部>