平成26年11月3日(月)、沖縄県の今帰仁村コミュニティーセンターで開催された「第15回極限環境生物学会年会」で、大学院理工学研究科の平田章講師が研究奨励賞を受賞し、受賞講演を行いました。
「極限環境生物学会」は、極限環境生物を研究対象として、今日の地球環境問題、生命の起源研究、医薬品や有用物質の生産およびバイオテクノロジーの発展を目的とした学会です。本学会の研究奨励賞は、極限環境生物分野で、新しい科学または技術の芽を作った(または作りつつある)者に与えられるものです。
平田講師が受賞した研究テーマは「アーキア(古細菌)のRNA合成?編集加工を担う分子装置の構造基盤の解明」で、平田講師は、アーキアとヒトを含む真核生物の生命現象を司る重要な酵素の基本原理を分子レベルで明らかにしました。今後、生命進化の謎をミクロレベルで解き明かす一助として活用されることが期待されています。
<工学部>