平成26年10月28日(火)、教育学部家政教育講座の岡本威明准教授が、第6回アジア栄養士会議(The 6th Asian Congress of Dietetics 2014)の「食?栄養研究」分野で、「Poster Award」を受賞しました。
このアジア栄養士会議は、アジア栄養士連盟の主催により、4年に1度開催されるアジアの人々の食生活に立脚した、アジア人のための栄養のあり方と実践活動を検討することを目的とした国際会議です。平成26年は1192人の参加があり、健康寿命が世界トップクラスの日本は、参加国の中で台湾に次ぐ172人が参加しました。
今回、岡本准教授が「Poster Award」を受賞した発表は、「Anti-allergic effect of imidazole peptides in vitro and in vivo(in vitro及びin vivoにおけるイミダゾールペプチドの抗アレルギー効果)」で、本学農学部菅原卓也教授、高知県立大学健康栄養学部田中守助教との共同研究です。
本研究では、ラット好塩基球様細胞株(RBL-2H3) から脱顆粒をヒスチジン含有トリペプチド(HAQ) によって抑制し、その効果を卵アレルギーモデルマウスで確認しています。従来の抗アレルギー薬に替わる安全性の高い抗アレルギー薬が期待されます。
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