日本とインドネシアの6大学(本学、香川大学、高知大学、ガジャマダ大学、ボゴール農業大学、ハサヌディン大学)で構成するSUIJIコンソーシアム(Six-University Initiative Japan Indonesia)の連携の下、未来社会の持続的な発展に貢献するサーバント?リーダー養成カリキュラムの一環である約3週間にわたる国内サービスラーニングを8月20日(水)から実施し、9月7日(日)に無事終了しました。
本サービスラーニングは、両国の学士学生(インドネシア人学生39人、日本人学生71人)が、過疎化?高齢化の進む四国の農山漁村8ヶ所(愛媛県宇和島市蒋渕、愛媛県西予市明浜と高川、愛媛県南宇和郡愛南町銭坪、香川県小豆郡小豆島町、高知県幡多郡大月町柏島、高知県室戸市、高知県安芸郡安田町)に共に滞在し、それぞれの地域の住民と対話をしながら、地域の可能性の発見と課題の発掘及び解決策を見出すことを目的としたものです。
宇和島市蒋渕では、「こもカフェ」を開店し、たくさんの地域の方にインドネシア料理を味わっていただいたほか、牛鬼(南予地方、とくに宇和島市とその周辺の地域において地方祭で使用される山車)を作成しました。他の地域でも地元の方と料理を作ったり、活動の様子が地方紙に掲載されたり、地元のラジオ番組への出演、写真展の開催と活発な活動を行いました。
今回、定住や人を呼び込むことに対する提案をリクエストに挙げた地域もあり、イベント企画案などを話したり、地域の良いところや課題を挙げ、相関図にしたものを作成するなど、解決策を共に考えました。これらの地域との今後のつながりが期待されています。
また、インドネシア人学生と日本人学生とのコミュニケーションは英語で行われ、思いが正確に伝わらず、苦労した場面もありました。しかし、9月6日(土)に国立大洲青少年交流の家で開催した成果発表会では、両国学生が英語による発表を行いました。
参加した学生には、日本3大学から修了証が授与され、7日(日)にインドネシア人学生が帰国しました。
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