平成26年8月4日(月)、医学部で、医療ボランティアをテーマとした平成26年度附属高等学校夏季高大連携プログラム「応用科学探究」を実施し、附属高等学校の2年生19人の参加がありました。
本プログラムは、附属高等学校の2年生が夏季休暇を利用して、高等学校における授業の中では接する機会のない大学における専門分野の学びの醍醐味を味わうもので、医療の現場に接することにより、自らの中にある学びに対するモチベーションを高める好機として実施しています。
今回は、医療ボランティアをテーマに、病院で活動するボランティアの方との意見交換や、医療ボランティアに関する自らの考えを述べることを通じ、医療の中におけるボランティアの意義と役割について学ぶこと、更にそれを踏まえて自分自身に何ができるかを考えることを目標に実施しました。
はじめに、総合医学教育センターの小林直人センター長から挨拶があり、その後、総合診療サポートセンターの櫃本真聿センター長から、本院における医療ボランティア創設や医療の中におけるボランティアの意義や役割について説明がありました。
続いて、医療ボランティア「いきいき会」の寺岡陸雄会長と野村和男副会長から、実際にボランティアを行う上での心構えと責任、やりがい等についての講話がありました。
その後、参加者は、附属病院の看護師の先導で病院内の施設見学を行いました。最後にまとめとして、2つのグループに分かれ、今日学んだことを今後の勉強にどう活かすか、これから何を勉強していくかというテーマで発表を行い、佐伯由香看護学科長及び小林センター長から講評を受けました。
参加した高校生の代表者から「今日学んだことを活かせるようしていきたい」と、今後に期待できる言葉がありました。
<医学部>