平成26年8月1日(金)、医学部機能系実習室1で、総合科学研究支援センター生物機能解析分野と医学部等技術部が、高校生を対象に第8回公開実験講座「尿の科学」を開催しました。
この講座は、夏休みの公開事業として、高校生に医学部での化学実験の雰囲気を体験してもらうために平成18年から開催しており、今回で8回目となります。また、一般社団法人国立大学協会が開催する「国立大学フェスタ2014」の一環にもなっています。
今回の講座には、これまでの参加校である松山北高校や済美高校などのほか、新たに愛光高校と松山聖陵高校からの参加があり、総勢38人が受講しました。
最初に、総合科学研究支援センターの前山一隆センター長から開講の挨拶があり、続いて、大学院医学系研究科医学専攻器官?形態泌尿器科学の丹司望准教授が、生物における尿の役割について講義を行いました。
実験に先立ち、本センターの職員が、化学実験の一般的な注意事項と、各工程における操作について分かりやすく解説しました。受講生たちは、始めは慣れない手つきで実験を行っていましたが、徐々にコツをつかんでいき、最後の工程では手慣れた様子で操作を行っていました。
その後昼食を挟み、全項目の実習を終了した後、修了式を行いました。本センターの鳥居本美副センター長から「今回の講座をきっかけに、医療系を目指す高校生が増えることを希望しています」との言葉があり、受講生に修了証書が手渡されました。
<医学部>