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理工学研究科の山崎颯太さんが第25回日本RNA学会のTravel Fellowshipに採択されました【6月27日(木)】

足球即时比分_365体育直播¥球探网6年6月26日(水)から28日(金)にかけて東京大学?本郷キャンパス?安田講堂で開催された第25回日本RNA学会にて、大学院理工学研究科産業基盤プログラム?応用化学分野の博士前期課程1年生の山崎颯太さんが、Travel Fellowshipに採択されました。

日本RNA学会では、RNA研究の将来を担う優れた人材の育成を目指し、日本RNA学会年会における学生会員の発表の支援をしており、その一環であるTravel Fellowshipでは、全国のポスドク?大学院生?学部生を対象に、申し込まれた発表演題の内容をTravel Fellowship審査委員会が審査し、特に秀でた演題10件に対して、5万円を上限として旅費?宿泊費を支給しています。

山崎さんは、日本RNA学会のTravel Fellowshipにおいて、最年少の採択者となります。

山崎さんは、「The third biosynthesis pathway of 4-thiouridine in tRNA」という演題で、古細菌(アーキア)の一部が、従来、知られていなかった4-チオウリジンの合成経路(生物としては第3番目の経路)を持つことを報告しました。tRNA中の4-チオウリジンは、細胞に紫外線耐性を与えることが知られており、アーキアが、これまで知られていなかった合成方法で太陽光線の直撃から細胞を守っていることが判りました。

この研究は、山崎さんの他に、足球即时比分_365体育直播¥球探网大学院理工学研究科の堀弘幸教授、林実教授、冨川千恵講師、山上龍太講師、卒業生の杉尾譲さん、上田隼也さん、磯貝亮さん、松本奈津美さん、河村卓哉さん、岐阜大学工学部の横川隆志教授、大野敏准教授、及び、徳島大学大学院創成科学研究科の平田章准教授による共同研究です。

なお、山﨑さんは今後、日本RNA学会から日本RNA学会年報への年会参加記事の執筆を依頼されています。

東京?学でポスター発表を?う?崎さん

<理工学研究科>