平成26年6月28日(土)、農学部の疋田慶夫教授が、日本食品保蔵科学会の論文賞を受賞し、その授賞式がJA長野県ビルで行われました。
この論文は、流通環境の温度と湿度が変動する場合の適切な包装条件を探索することを目的に、有孔フィルムによるMA包装におけるO2、CO2、N2および水蒸気の交換をシミュレーションするための数学モデルと計算アルゴリズムを示し、シミュレーションによる計算結果を実験により検証したものです。この研究により、カンキツ(中晩柑類)の鮮度保持や長期貯蔵技術が改善され、消費期間の延長が期待されます。
受賞論文の著者?タイトルの詳細は以下のとおりです。
HIKIDA Yoshio and KAWANO Toshio: Simulation of Gas and Water Vapor Exchange in Perforated-film Modified Atmosphere Packaging under Dynamic Storage Conditions. Food Preservation Science, 39(5): 263-271.
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