平成26年5月14日(水)、附属高等学校運動場で、1年生120人が炭焼き実習を体験しました。
この実習は、1年生の高大連携科目「産業社会と人間」の一環として、自己の将来の生き方や進路について、考察を深めることを目的として実施しています。
実習では、生徒たちが班別に分かれ、事前授業で教わったことを頼りに、鑑賞用の炭を焼き始めました。農学部の鶴見武道客員教授から指導を受け、火おこし?火加減などの慣れない作業に苦労しながらも、クラスメイトと楽しく受講している生徒たちの姿が多く見られました。炭が焼き上がったころ、生徒たちは、ツイストパンやバーベキュー用の食材などの昼食の準備に取りかかり、その後さまざまな食材を使った炭焼き料理を全員で楽しみました。
昼食後に、本実習を漢字一文字で表現する発表会が実施されました。「友」「幸」や「結」といった文字などが発表され、生徒たちの感想文には、「あまり話したことがない友達と話しながら協力し合うことができ、仲良くなれたことが一番良かった。」といった内容のほか、「自然とたくさん触れあいながら、一緒に作りあげたパンがとても美味しく感じられた。」という感想がありました。
どの生徒にとっても良い思い出となった様子が伺え、新たな環境で学ぶ新1年生たちにとっては、同じ学年のクラスメイトたちと親密になる良い機会となりました。
<附属高等学校>