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大学院理工学研究科電子情報工学専攻の福嶋貴幸さんが第15回情報科学技術フォーラムでFIT2015ヤングリサーチャー賞およびFIT奨励賞を受賞しました【9月8日(木)】

 平成28年9月7日(水)~9日(金)、富山大学で開催された第15回情報科学技術フォーラム(FIT)において、大学院理工学研究科電子情報工学専攻情報工学コースM2の福嶋貴幸さんが、FIT2015ヤングリサーチャー賞を受賞しました。この賞は、昨年の第14回FITで発表した論文「カメラ撮影画像を用いた秘密分散法(著者:福嶋貴幸(愛媛大)、甲斐博(愛媛大)、木下浩二(愛媛大))」の研究発表に対し、座長や聴講者からの受賞推薦候補の投票をもとに、FIT学術選定委員でFITの全論文件数の1.5%を上限として選定されたものです。FIT学術賞表彰式では、福嶋さんに賞状が授与されました。

 また、福嶋さんは、今学会において、論文「雑音を考慮したカメラ撮影画像に対する秘密分散法 (著者:福嶋貴幸(愛媛大)、甲斐博(愛媛大)、木下浩二(愛媛大)、森井昌克(神戸大))」 の発表を行い、FIT奨励賞を受賞しました。 FIT奨励賞は、一般発表セッションの中から座長が優秀な発表を1件選定し、その発表者に対して贈られる賞です。今回の発表は、個人情報などを含む画像からの情報漏えいを防ぐために秘密分散法の利用を検討したもので、スマホによるカメラ撮影画像にノイズが含まれる場合でも精度よく秘密画像が復元できる手法を提案しています。