平成26年4月22日(火)、附属病院1階外来ホールで、東日本大震災復興支援チャリティーイベント「震災体験と音楽による復興支援の試み」を開催しました。
このイベントは、自ら東日本大震災を経験した東北大学医工学研究科血管再建医工学分野の髙橋明教授が、かけ声だけでは進まない復旧と復興や、風化しそうな東日本大震災体験、その中で何重もの被害に苦しむ被災者の現状を知ってもらうために開催したものです。
最初に、田渕典子附属病院副病院長から開会の挨拶があり、続いて、髙橋教授から被災地の現状を紹介する講演がありました。その中で、東北大学医学部地区の教職員や学生で構成する団体「艮陵(ごんりょう)共に歩み隊」(ゴントモ)が、「音楽の力」で復興支援を目指し、活動している様子が紹介されました。
続いて、髙橋教授と当地の音楽仲間が、患者を中心に集まった約100人の観客にチェロの演奏を披露し、『G線上のアリア』や『風の名前を教えて』、『ロンドンデリー』などの名曲を披露しました。最後に『ふるさと』を演奏したときには、観客と合唱しました。<医学部>