平成26年3月8日(土)、愛媛県医師会館で、第2回愛媛県地域医療支援センター運営委員会を開催しました。
愛媛県地域医療支援センターは、愛媛県内の若手医師や医学生のキャリア形成支援、医師不足病院の支援等を目的に、愛媛県から委託を受けて医学部附属病院に設置されたものです。
運営委員会は、愛媛県下の中核病院の長、愛媛県医師会長、愛媛県下自治体の首長の代表と足球即时比分_365体育直播¥球探网大学院医学系研究科長、医学部附属病院長、医学部附属病院地域医療支援センター長等で構成されています。
第2回運営委員会では、運営委員会の下に置かれた「キャリア形成支援部会」及び「医師確保支援部会」の委員を委嘱したことの報告並びに平成25年12月12日(木)に開催された両部会の第1回議事内容について両部会長から報告があった後、質疑応答がありました。
また、地域枠医師(※)の初期臨床研修は本学で行うこと、その後は総合診療的な経験を積んだ上で将来の専門性に進むこと及び義務期間中の大学院進学が可能であることが確認されたほか、自治医科大学卒業医師のキャリア形成支援、地域枠医師の配置先及び女性医師の勤務環境整備など、多岐にわたり活発な議論が交わされました。
続いて、平成25年度センター事業実績報告及び平成26年度事業計画が諮られ、いずれも承認されました。
地域医療支援センターでは、運営委員会での協議を踏まえ、今後も、県、医師会、地域の医療機関等と連携協力して、地域枠医師や医学生のキャリア形成と地域定着を支援する取組を積極的に推進して参ります。<医学部>
※地域枠医師とは、愛媛県の地域医療発展に貢献しようとする医学生に修学資金を貸与する「愛媛県地域医療医師確保奨学金」を受け、卒後、愛媛県内の指定医療機関等において9年間医師業務に従事する医師のことです。