お知らせ

安全衛生講演会を開催しました【2月4日(火)】

平成26年2月4日(火)、校友会館サロンで、安全衛生講演会を行いました。

 この講演会は、中央労働災害防止協会が今年度から新たに提唱し展開している平成25年度安全衛生教育促進活動(1月1日?4月30日)の一環として、学生及び教職員の安全衛生に対する意識向上を目的に、教育?学生支援機構学生支援センターの共催を得て、安全衛生全学委員会が開催したものです。農学部の伊藤和貴准教授が司会進行し、学生19人、教職員18人、合わせて37人が参加しました。
 はじめに、全学総括安全衛生管理者の曲田清維副学長が、「これから、大学を巣立って社会人として新たな職場という環境にチャレンジしていく学生に向けて、その心構えについてお話していただきます。安心安全な職場とはどういうものか、教職員も含めてしっかりと学んで欲しい。」と開会の挨拶がありました。
 続いて、講師の中央労働災害防止協会中国四国安全衛生サービスセンター山岡和寿所長から「ご安全に!」と、第一声がありました。参加者が何の反応もできずにいると、山岡所長は、「この『ご安全に』という挨拶には、『労働安全促進運動』の思いが込められている。この運動は会社としては絶対に避けては通れないもので、働く人の命を守る活動である。毎年55万人が労災で被災し、そのうち約千人が不幸にして命を落としている。そして、毎年3万人が自殺をしている。この社会では、『労災』はあってはならないということをよく覚えておいていただきたい。不安全な状態と不安全な行動が事故を引き起こしてしまう。作業指示は具体的に正しく指示することが大切である。」と、労働災害の現状とその防止策等に関して過去の事例を挙げながら講演を行いました。参加者は、メモを取りながら講師の言葉に耳を傾けていました。
 最後に、山岡所長が「ご安全に!」という言葉で会場に呼びかけると、参加者も大きな声で「ご安全に!」と返し、この講演によって「安全」に対する意識の高揚が見られるなど、貴重な機会となりました。
 本学では、今後も安全衛生に関する講演会を開催し、安全衛生に対する意識向上を図っていきます。<施設基盤部>