平成26年2月24日(月)?27日(木)、シンガポール国立大学で開催された安全衛生管理研修に、工学部の藤岡昌治技術職員、田中寿郎教授、足球即时比分_365体育直播¥球探网のルースバージン准教授の3人が参加いたしました。
本学が昨年開催した「第1回大学における安全衛生教育国際シンポジウム」をきっかけとして、シンガポール国立大学や名古屋大学等の国内外の大学と、安全衛生管理および教育の分野で密接な関係を築いてきました。今回の研修は、名古屋大学の環境安全本部とシンガポール国立大学のOffice of Safety, Health and Environmentが計画し、本学が参加したものです。名古屋大学からは、環境安全管理室から室長を含め3人の参加がありました。
研修は4日間にわたりました。シンガポール国立大学の安全衛生管理体制について詳細な説明から始まり、講義や研究者との面談に同席したり、学部教員への安全衛生に関する説明会等へ参加するという内容でした。
シンガポール国立大学の安全衛生管理体制は、欧米の大学との共同研究を実施するにあたり、先進的な欧米の大学と同程度の安全衛生管理体制が必要であるとの認識から、学長の強力なリーダーシップにより約10年前に開始されたもので、今では欧米の大学に匹敵する体制となっています。
今回の研修では、安全衛生を大学における研究インフラの整備として考えなければいけないと強く意識させられました。今後、工学部や本学の安全衛生管理の向上に大いに役立てていきたいと思います。<工学部>