平成27年2月9日(月)、附属高等学校約230人の生徒が、外務省事業「JENESYS2.0」で訪日している韓国の中高校生34人と交流しました。今回の交流は、附属高等学校1?2年生と、外務省事業「JENESYS2.0」で訪日している韓国の中高校生との親睦及び異文化理解を深めるために実施しました。研修団は、韓国各地から選抜された中高校生34人と職員2人からなり、2月3日から9泊10日の日程で日本各地を訪問し、ホームステイを体験しました。
最初に、体育館で歓迎会を実施しました。壽卓三校長から、「皆さんの訪問を心待ちにしていました。短い間ですが、本校生徒との交流を楽しんでいただき、双方の交流が深まることを祈念します。」と挨拶がありました。続いて、研修団代表挨拶等の後、吹奏楽部による演奏があり、朝鮮民謡「アリラン」や我が国の童謡「あかとんぼ」を披露しました。演奏後はスライドを利用し、本校や地元松山を紹介しました。コミュニケーションは韓国語で行い、時にはハングル文字を表示してクイズを実施する一面もありました。
歓迎会の後、研修団は本校生徒とともに、別室でアイスブレーキング(人間知恵の輪)に参加しました。そして、本校の授業に参加するため、6グループ(1グループ5?6人)に分かれ、それぞれ異なる科目を受けました。「生物基礎」では、ウニを用いて人工受精を行い、受精の様子やその後の発生の初期段階について観察しました。また、「コミュニケーション英語」では、教材「Oral-Introduction about Korea」や「Quiz about Korea」を使用し、英語を使って積極的なコミュニケーションを図りました。
その後、生徒たちは生協食堂で昼食を共にしました。午後からはレクリエーションとして、体育館でバレーや卓球で汗を流し、交流を楽しみました。
今回の研修団との交流会を通し、本校の生徒たちが国際社会により関心を持つことができました。交流会を企画?実施いただいた関係者の方々には、心から御礼申し上げます。