平成27年3月20日(金)、総合情報メディアセンターメディアホールで、第9回学術フォーラムを開催しました。
フォーラムでは、まず、柳澤康信学長から開会挨拶がありました。そして、独立行政法人日本学術振興会理事の浅島誠氏から「研究者の倫理?科学の健全な発展のために」と題して、研究活動における不正行為の防止に向けた研究者としての心構えや新しいガイドラインについて講演があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
続いて、大学院医学系研究科の今村健志教授から「革新的蛍光イメージング技術が拓く未来のがん研究とがん医療」の講演がありました。写真や映像を使用し、蛍光を用いたがん研究、がん医療におけるバイオイメージングの手法について発表があり、活発な議論が交わされました。
メディアホールの廊下では、様々な分野の研究についてポスター発表が行われ、発表者と参加者が熱心に議論する姿が見られました。また、研究活性化事業成果報告として、大学院理工学研究科(工学系)の森脇亮教授による「サスティナブルエネルギー開発プロジェクト」、研究活性化事業概要報告として、大学院理工学研究科(工学系)の岡本伸吾教授による「医工学連携?先進3D造形技術応用研究」についての発表がありました。
最後に、ポスター賞の表彰式があり、学術企画担当の大橋裕一理事の挨拶で閉会しました。
今回のフォーラムは、研究の活性化、研究者の意識向上に繋がる貴重な機会となりました。研究の発展、研究者の向上などを目指し、今後も研究者をサポートできる環境整備を目指していきます。