足球即时比分_365体育直播¥球探网農学部では、平成21年6月13日(土)?14日(日)、20日(土)の3日間にわたり、愛媛県立高校6校(西条農業高校、伊予農業高校、上浮穴高校、大洲農業高校、宇和島水産高校、川之石高校)から、33人の参加を得て、独立行政法人科学技術振興機構サイエンス?パートナーシップ?プロジェクト「講座型学習活動」として採択された『多様なアプローチによる生物資源の活用:自然環境と人工環境』を開催しました。
足球即时比分_365体育直播¥球探网農学部は、地域を支える意欲ある人材の育成?確保等を目的として、愛媛県下の14校の農業?水産関係高等学校と連携して教育に取り組むための協定を平成18年度に締結しました。その協定を実効あるものとするために、同年からサイエンス?パートナーシップ?プロジェクト(SPP)を活用しています。毎年、意見交換会やアンケートを実施し、高校の要望を吸い上げ、それに応える形で、SPPのメニューを充実させてきました。今年度は新たに完成した植物工場を加えた足球即时比分_365体育直播¥球探网農学部の4施設(農場、演習林、植物工場、応用生命化学実験室)を利用した高校では出来ない先進的な実習?実験に取り組みました。
講座全体のねらいは、実験?実習をとおして、今後益々重要となる生物資源の現状と問題点を「自然環境」+「人工環境」の視点から総合的?俯瞰的に理解し、将来の可能性について多面的に考える能力を養成するとともに、進路(進学)意識の醸成をはかることです。
具体的なプロジェクト内容は、以下の2ステップから構成されました。
第1ステップは、森林資源を対象とする「森」グループ、果実等の成分分析を学ぶ「里」グループ、遺伝仕組換え技術を学ぶ「遺伝子」グループ、人工環境下における植物生産技術を学ぶ「植物工場」グループの4グループに分かれて、6月13日(土)?14日(日)の2日間にわたる実習を行いました。
第2ステップは、6月20日(土)に、各グループが実習内容と成果をまとめる作業を行い、それを全グループの前で発表することで、参加者全員が4グループの実習成果を共有するとともに、それについて討論することにより、多面的に考える能力を養成しました。
6月20日(土)の発表会終了後には、林和男農学部長から受講生全員に修了証書が授与されました。
大学生がTAとしてこのプロジェクトに携わり、大学の施設で活動を行ったことにより、学生の進路(進学)意識の醸成も期待されます。
実習後のアンケートでは、「新しい発見や体験は非常に楽しい」「自分の知らない世界に触れられて楽しかった」「初対面の人ともいろいろ協力することができ、コミュニケーションをとることもでき、いい体験になった。」「1泊2日より2泊3日ぐらいあったほうがいい」「また来年も参加したい!」などなど、充実したプロジェクトであったことを証明する感想がたくさん書かれていました。