お知らせ

メンタルヘルス講習会を実施

平成21年6月26日(金)、大学本部第2会議室において、教員及び事務系職員の管理的立場にある者を対象として、メンタルヘルス講習会を開催し、30人が参加しました。

講義の様子

講義の様子

近年、うつ病や神経症などの「心の病気」が急増していることが新聞紙上等に取り上げられ、本学でも、学業や職務に対して強いストレスを感じ、「心の病気」を抱える学生や教職員が増加傾向にあります。
 そこで、本学の教員及び事務系職員の管理的立場にある者に対し、不調者の早期発見?早期対処方法等についての基礎知識を習得させ、本学における学生?教職員の心の健康保持増進を図ることを目的として本講習会を実施しました。
 広島大学保健管理センターの岡本百合准教授を講師としてお招きし、「メンタルヘルスの理解と対応」をテーマに、「ストレスは数値化できるか」から始まり、うつ病者に対して上司がよく抱く誤解、不調者への対応のポイント、相談を受けた時の対応など、いくつかの事例を交えた講義に、参加者は熱心に聞き入っていました。
 講義の後には、参加者の研修効果を一層高めることを目的に、講義に対する疑問点など講師に質問したいことを各グループでとりまとめました。「新任職員への対応はどうすればよいか」、「異性から相談を受けた時の対応はどうすればよいか」、「直属の部下ではない者から相談を受けた時の対応は?」等、具体的な質問が寄せられ、管理的立場にある者にとっては、メンタルヘルスに関する心構え等について再認識し、不調者への対応について理解を深める機会となりました。