平成27年7月11日(土)、南加記念ホールで、宇宙進化研究センター講演会「宇宙への招待」を開催しました。
日本天文学会では、平成21年から毎年七夕の時期に全国同時七夕講演会と題して、全国各地で宇宙や天文学に親しんでもらうために、講演会を開催しています。本学宇宙進化研究センターでも、この七夕講演会を毎年開催しており、センターの教員が研究の内容を分かりやすく伝える機会となっています。
今回は、宇宙進化研究センターの鳥羽儀樹特定研究員から「七夕と銀河の意外な関係」について、小林正和特定研究員から「銀河と宇宙の意外な関係」をテーマに、講演がありました。
鳥羽研究員は、夏の夜空で見逃せない星座のお話や、七夕伝説に登場する天の川が実は銀河と密接に関わっていることを、銀河研究に関する偉大な業績の紹介を交えて説明しました。
小林研究員は、銀河の存在があるからこそ宇宙の全貌を知ることができることや、宇宙の全貌を知ろうとする私たち自身が銀河のおかげで誕生したことに触れました。さらに、宇宙の歴史の中で銀河がどのように形成され進化してきたのかについて述べました。
今年は、特別展「体感する4次元宇宙の世界」が開催された足球即时比分_365体育直播¥球探网ミュージアムとの共催の講演会で、特別展をご覧になった方々にも多数参加いただき、会場は約180人の参加者で一杯になりました。Q&Aコーナーでは、参加者から活発に手が上がり、多岐に渡る質問がなされる等、宇宙に対する関心の高さがうかがえました。