平成27年7月30日(木)に、総合情報メディアセンターメディアホールで、平成27年度第1回教育コーディネーター研修会を開催しました。
教育コーディネーターは、教育方針の立案、カリキュラムの編成、教育内容?教育方法の改善、教育効果の検証、教員の教授能力の向上などの活動において中核的な役割を担っています。教育コーディネーター研修会は、教育改革の方向性について共通認識を図り、全学的に一体感のある改革を推進するための技法習得や情報交換を目的として、年4?5回開催しています。
今年度は、「足球即时比分_365体育直播¥球探网における今後の入学者選抜のあり方を考える?“学力の3要素”を踏まえたアドミッション?ポリシーの実質化?」をテーマに、全4回の研修会を計画しています。平成32年度から実施される新しい大学入学者選抜制度に各学部が即応できるように、教育改革も含めた体制の構築を行うことを目的とし、今年度は、参加対象者をアドミッションセンター員及び各学部等入試担当教職員にも拡大して実施することになりました。
第1回目となる今回は、平成26年12月の中央教育審議会答申「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」、平成27年1月の「高大接続改革実行プラン(文部科学大臣決定)」の趣旨や内容を把握するとともに、現在審議が進んでいる高大接続システム改革会議における審議状況や今後の方向性について確認し、学内関係者の共通理解を図り、入試改革をすすめるための出発点となりました。
研修会では、文部科学省高大接続改革プロジェクトチーム?文部科学省高等教育局高等教育企画課の小笠原千寿課長補佐から、「高大接続改革について」と題し、高大接続、高校教育、大学教育、大学入学者選抜の改革などについて、講演いただきました。続いて、大阪大学未来戦略機構の川嶋太津夫教授から、「国立大学の入試改革の方向性」と題し、国立大学の入試改革の歴史、現状及び今後について、講演いただきました。講演後には、参加者と活発な意見交換が行われ、高大接続の具体的な内容や今後の課題について理解を深めることができ、盛会のうちに終了しました。