平成19年6月6日(水)、学生代表者会議が発足し、第1回の会議を開催しました。
学生代表者会議とは、学生が「学生中心の大学づくり」の一翼を担い、入学から卒業?修了まで安心して充実した大学生活を送ることができるよう、学習環境の改善やキャンパスライフの向上に関する事項を学生自らが協議し、大学に積極的に参画する役割を担うものです。
当日は、まず、学長室で辞令交付を行いました。今回、発令されたのは、各学部やサークルの代表11人です。学長が学生に直接辞令交付をするのは、極めて珍しいことです。
続いて、会議室に席を移し、第1回の会議が始まりました。始めは、西尾澄気学生生活課長が議事を進行し、委員長選出では、文化系全学サークル代表の高倉清香さん(理学部3回生、交響楽団)が立候補して委員長に選出されました。続いて、委員長から体育系全学サークル代表の近藤敬太さん(教育学部4回生、陸上競技部)が副委員長に指名され、議長は高倉委員長に代わりました。会議では、留学生代表のSARASWOTI BHARATIさん(連合農学研究科1回生)から、「日本人との交流の場が少ないので、何とかできないか。」と問題提起があり、委員からいろいろな意見が出されました。始めは発言が少なかった会議も、徐々に話しやすくなり、その他にもいろいろな問題が出されました。今後、各委員が学部等からの要望や意見を取りまとめ、夏休みに次回の会議を開くことになりました。
その後、学長室で学長との懇談会を行い、工学部代表の楠岡新也さん(4回生)は、めったにない機会だからと、「工学部は楽しいところなのに、人気がどんどん落ちてきている。」と学長に説明、学長は、「入学するためだけに勉強をさせる高校の制度自体に問題がある。こういう状況下では人材育成が難しい。」と人づくりの大切さを学生に力説しました。
どの委員も、活動の意欲を見せており、副委員長の近藤さんは、「みんなの意見を取り入れて、学生の意見で大学を変えることができれば嬉しい。」と意気込んでいました。
広報室