平成27年8月4日(火)?5日(水)、学術支援センター遺伝子解析部門主催で、遺伝子組換え実験公開講座?いろいろな生物の発光現象を実験で再現してみよう?を開催しました。
この講座は、遺伝子組換え実験や遺伝子組換え生物についての理解と、バイオテクノロジーへの興味を深めてもらおうと、毎年、学術支援センター遺伝子解析部門で開催しているものです。今回は、愛媛県内の8つの高校から、高校生24人、高校教諭2人の参加があり、7つの班に分かれて実験実習を行いました。
1日目は、遺伝子組換えによって光る大腸菌を作製する実験を行いました。慣れない実験操作や、初めて聞く専門用語に戸惑いながらも、大学生のティーチングアシスタントから手ほどきを受け、全ての班で光る大腸菌(遺伝子組換え大腸菌)を作製することができました。
2日目は、蛍の発光現象を試験管内で再現する実験などを行いました。発光する原理や、発光に関わっている酵素の性質についても学習しました。参加者は、2日間最後まで真剣に取り組んでいました。