平成27年8月8日(土)、愛媛県医師会館で、第4回愛媛県地域医療支援センター運営委員会を開催しました。
愛媛県地域医療支援センターは、愛媛県内の若手医師や医学生のキャリア形成支援、医師不足病院の支援等を目的に、愛媛県から委託を受けて医学部附属病院に設置されたものです。運営委員会は、愛媛県下の中核病院の長、愛媛県医師会長、愛媛県下自治体の首長と本学大学院医学系研究科長、医学部附属病院長、医学部附属病院地域医療支援センター長ほかで構成されています。
第4回運営委員会では、平成26年度事業実績の報告があった後、平成27年度事業計画について審議がありました。また、地域枠医師が愛媛県内の指定医療機関等で医師業務に従事する9年の義務期間中に、育児休業、育児短時間勤務等を行う場合の取扱方針について、話し合われました。 続いて、安川正貴運営委員会委員長から、新専門医制度への対応等について説明があったほか、地域枠医師の専門研修プログラム、地域枠医師1期生の初期臨床研修状況の報告がありました。また、女性医師支援、県内高校卒業者の県外医学部への進学状況及び医師確保?定着の方策、医師不足状況の把握及び医師不足病院への医師配置方法、自治医の専門医資格取得等について、活発な意見交換がありました。
運営委員会での協議を踏まえて、地域医療支援センターでは、県、医師会、地域の医療機関等と連携協力して、地域枠医師や医学生のキャリア形成と地域定着を支援する取組みを積極的に推進して参ります。