バートナガー名誉教授は、これまでにカリフォルニア大学バークレー校/サンフランシスコ校等で、バイオエンジニアリング分野の研究をしてきました。タンパクやペプチドに関する第一人者です。
今回、バートナガー名誉教授は、医学部附属病院薬剤部の渡邉真一薬剤主任、同薬剤部の荒木博陽教授及び田中亮裕准教授が行っている放射線誘発性口内炎の研究に注目し、今後の共同研究に向けた打ち合わせのために来学しました。
放射線誘発性口内炎は、主に頭頸部に対する放射線治療を行った場合に見られ、重症になると放射線治療の中断原因にもなる重い副作用です。しかし、現在のところ有効な治療薬がなく、治療薬の開発が待ち望まれています。
バートナガー名誉教授は、まず当院薬剤部を訪問し、放射線誘発性口内炎の共同研究の打ち合わせを行いました。続いて、医学部分子病態医学の今村健志教授を訪問し、その後、動物実験施設の見学を行いました。最後に、バートナガー名誉教授が、現在取り組んでいる研究について講演を行いました。
今回の訪問で、当院薬剤部とバートナガー名誉教授は、共同研究の実施計画を作成しました。今後の研究活動で、放射線誘発性口内炎の研究や特効薬の開発について、大きく進展することが期待されます。
本学では、今後も他施設との連携を強化し、医学の発展に貢献します。
お知らせ
2016.03.23
カリフォルニア大学バークレー校/サンフランシスコ校のバートナガー名誉教授が来学しました【3月1日(火)】
?平成28年3月1日(火)、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校/サンフランシスコ校のバートナガー(Rajendra S. Bhatnagar)名誉教授が来学し、今後の共同研究の打ち合わせを行いました。
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