平成24年9月20日(木)、東温市中央公民館において、記念すべき第10回の医科学研究発表会を開催しました。
今回は、愛大GP「医学科大学院制の確立:学部-大学院一体化による医学研究者/医学教育者/指導的医師の育成」および文部科学省GP「医学?医療の高度化の基盤を担う基礎研究医の養成【医学科大学院からの基礎研究医養成コース】」の予算的支援を受けて開催しました。
今年は総演題数が48演題であり、うち口演発表42演題、ポスター発表5演題、また基礎系からの演題数は39演題でした。ポスター発表は科目等履修生である5年生が行いました。演題数が非常に多かったために、1演題あたりの発表時間が5分、討論3分となってしまいましたが、1年生、3年生を中心に200人ほどが出席し、例年になく活発な議論となりました。
また、右のグラフは医科学研究発表会の演題数の推移を示しています。第10回の今年は、愛大GPと文部科学省GPの支援を受け、学生研究員制度も発足したことから、これまでにはない多くの発表が行われました。日本全国の多くの医学部?医科大学で類似の学生による研究発表会が開催されていますが、単位認定のない自由参加型の発表会がこれほどの規模で行われている例は全国でも珍しいと思われます。今後も一層活発な発表会となるよう、学生諸君の積極的な研究展開に期待しています。
なお、来年度は、英語による発表などを含め、発表時間を8分程度で予定し、2日間に渡って実施する予定です。
<医学部>