平成24年9月27日(木)、総合情報メディアセンターメディアホール及び農学部本館多目的ホールにおいて、安全衛生講演会を開催しました。
今回の講演会は、それぞれの会場で講演を行い、一方の会場に中継を結び同時に聴講できる形での開催となりました。
10月1日?7日は全国労働衛生週間ですが、この週間に先立ち全学的な取組として、学生の安全衛生に対する意識向上を目的に、関西大学社会安全学部の中村隆宏教授及び愛媛労働局安全衛生課長の須賀哲二氏を講師としてお迎えし、中村先生は「安全管理とヒューマンエラー」、須賀氏は「これから技術者になる人のための安全衛生」と題した講演をそれぞれ行いました。
はじめに、曲田清維副学長(労務?環境担当)の挨拶の後に行われた須賀氏の講演では、これから技術者として社会に出る学生に対し、労働安全衛生の重要性について4つのテーマ(1)労働災害の状況について(2)安全工学の考え方について(3)リスクアセスメントについて(4)労働安全衛生法令の概要について 講演をされました。
中村先生の講演では、「【ヒューマンエラー=事故や災害の原因】とする考え方は最善策にはつながるが、前向きな安全管理とは言えない。エラーにつながる条件?状況が存在していないかを検討する必要がある」と述べられました。
今後も学生を対象にした講演会を積極的に開催しますので、多数のご参加をよろしくお願い致します。
<施設基盤部>