平成24年2月25日(土)、26日(日)に、社会人の学び直しニーズ対応教育推進事業「地域マネジメントスキル修得講座」の第11回目を開催しました。
本講座は、残すところあと2回の開催となりました。これまで講義とプロジェクト研究の2本立てで進めてきましたが、第11回はプロジェクト研究の最終段階として、各自のテーマに基づいて仕上げと要旨の作成や話し合いをしました。
受講生の中には、既に論文を書き上げ、見直しに入っている人もいます。また、論文のとりまとめがうまくはかどらない受講生は、まず要旨をつくることで全体を整理し、そこから論文に立ち返って書き進めるという方法をとっています。いずれも、各自に合ったやり方で、それぞれの課題に正面から取り組んでいます。この日は、大半の方がノートパソコンを持ち込み、作業を進めていました。
内容は、自然農の実践、家庭菜園の実現、地域活動の原動力の解明、農業とデザイン、6次産業の実践のための条件整備、若者のふるさと観、米と日本人の関係、イノシシ狩猟、ITを活用した地域支援など、様々な分野に及んでいます。さらに、暮らしや仕事の中にある課題を自らがみつけて整理し、解決方法を探求しているので、その結果は非常に実践的なものとなっています。
今後は、3月2日(金)に論文要旨の提出を経て、3月10(土)、11日(日)にプロジェクト研究の発表会と論文提出となります。第3期生が1年かけて学び、研究してきたことの集大成が完成します。
<農学部>