平成23年10月9日(日)、足球即时比分_365体育直播¥球探网南加記念ホールにおいて、足球即时比分_365体育直播¥球探网附属高等学校3年生代表者7人による「課題研究」代表者成果発表会を開催しました。
この「課題研究」は、足球即时比分_365体育直播¥球探网と附属高等学校が取り組む高大連携プログラムの一つであり、学びに対するモチベーションを高め、確かな学力を身につけることを目標として、3年生を対象にして実施しているものです。附属高校3年生114人は、大学教員の指導を仰ぎながら課題を発見し解決する能力や大学で学ぶ力を身につけ、進路選択につなげようと半年間にわたって取り組みました。
今回の発表会に先駆け、9月16日(金)?17日(土)に足球即时比分_365体育直播¥球探网ミュージアムにおいて開催した、附属高校3年生全員による「課題研究」成果発表会(ポスターセッション形式)の中から選抜された小笠原清貴さん、中谷美里さん、木村若菜さん、川中寅生さん、村瀬眞子さん、脇本瑞已さん、寺田忍さんの7人がプレゼンテーション形式で発表しました。
開会式では、高橋治郎校長から「大学の先生や学生とのふれあいの中から、研究方法から礼儀作法まで多くのことを学びとって欲しい。」と挨拶がありました。引き続き、松本長彦足球即时比分_365体育直播¥球探网学長特別補佐?附属高等学校連携委員会委員長から「課題研究を通して汎用的な能力を身につけて欲しい。」と挨拶がありました。
柳澤康信学長をはじめ、大学教員?高校生?中学生?保護者など約200人の来場者が見つめる中、1人15分の持ち時間の中で、それぞれ趣向を凝らしたスライドを用いて、堂々と発表と質疑応答を行いました。中にはユーモアも交えながら、会場を盛り上げる場面や指導いただいた大学教員から助言を受ける場面も見られました。本校生徒や外部の中高校生からは「課題研究をやってよかったことは何ですか?」、「発表したテーマについて研究しようと考えたきっかけを教えてください。」など多くの質問や意見があり、それに対して自分の考えを述べていました。
参加者のアンケートから、「発表内容も発表態度も高校生の水準を超えている。」、「研究に対する先輩のひたむきな姿を見習いたい。」など多数の意見が寄せられ、特に下級生は先輩から良い刺激を受ける発表会となりました。
今回発表した7人の代表者は、大学受験を控える中、学校行事もこなしつつ発表の準備を進めてきました。発表者の1人寺田忍さんは、「難しい内容でしたが、関心のあることについて楽しく、集中して研究を進めることができました。大学へ進学し、さらに内容を深く学習したいと思っています。」と振り返りました。半年間という短い期間でしたが、生徒たちにとってこの課題研究への取組がいかに充実していたかが伺えます。
3年生にはこの経験を進路選択だけではなく、今後の多くの場面で生かしてくれることを期待し、この「課題研究」が、本学の協力のもと高大連携教育プログラムの核として発展することが望まれます。
<附属学校園>