平成23年9月26日(月)?9月27日(火)に岡山市で開催された第35回フッ素化学討論会において、理学部化学科複合体研究室4回生の河野和宏さんの「パーフルオロ基を有する有機ゲルのゲル化機構」が優秀ポスター賞を受賞しました。
本討論会のポスター発表は、合計68件あり、その中から3件(最優秀1件、優秀2件)が選出されました。河野さんは、卒業研究で本年3月に同研究室に配属され、6ヶ月間の研究成果での受賞となりました。
この研究では、新規にパーフルオロ基をもつジアミノシクロヘキサン系の種々の低分子量ゲル化剤を合成し、種々溶媒でのゲル化能を検討しました。さらに、振動円二色性分光法によってゲル化剤分子のコンフォーメーションを決定し、それに基づくらせん状フィブリールの形成機構モデルを提起しました。
(ポスタータイトル)
「パーフルオロ基を有する有機ゲルのゲル化機構」
○河野和宏1、矢島知子2、山岸晧彦3、佐藤久子4
(1愛媛大理、2お茶大院人間文化創成、3東邦大理、4愛媛大院理工)
<理学部>