平成23年5月30日(月)から6月3日(金)にかけて、柳澤康信学長一行が中国四川省成都市を訪問して基調講演を行うとともに、四川大学と学術交流協定を締結しました。
また、村上恭通東アジア古代鉄文化研究センター長(四川大学客員教授)が成都博物院並びに四川大学歴史文化学院から表彰されました。
一行は、柳澤学長、矢田部龍一理事?副学長、入舩徹男地球深部ダイナミクス研究センター長、黒木幹夫法文学部人文系担当学部長、清水史足球即时比分_365体育直播¥球探网副機構長、村上恭通東アジア古代鉄文化研究センター長、陳捷足球即时比分_365体育直播¥球探网教授ほか総勢11人です。
31日(火)は、四川大学の教職員約100人を対象として、矢田部理事?副学長、入舩地球深部ダイナミクス研究センター長、村上東アジア古代鉄文化研究センター長が基調講演を行いました。満席の会場からは質問が多数寄せられ、盛況な講演会となりました。また、災後重建及び管理学院、原子分子物理研究所(2009.5.15地球深部ダイナミクス研究センターと部局間協定締結)、歴史文化学院等を視察し、関係者と意見交換を行った後、四川大学謝和平学長、石堅副学長他関係者出席の下、学術交流協定の調印式に臨みました。四川大学は、学生数約6万人、32学部を擁する中国政府教育部直属の全国重点大学であり、「211プロジェクト」「985プロジェクト」の認定を受けています。協定締結により、学術面のみならず、両国間の相互理解や学生の勉学意欲の向上において、大きな効果が得られるものと期待されます。
1日(水)は、地球深部ダイナミクス研究センターの入舩センター長及び雷力COE研究員が、四川大学原子分子物理研究所においてセミナー及び研究打合せを行いました。その後、一行は成都市にある金沙遺跡博物館を視察し、四川省文物局長、成都文物考古研究所長等を表敬訪問しました。両長をはじめとする研究員との意見交換の後、これまでの業績を高く評価された村上東アジア古代鉄文化研究センター長が、成都博物院並びに四川大学歴史文化学院から表彰されました。
なお、村上東アジア古代鉄文化研究センター長は、四川大学歴史文化学院において外国人で初めてとなる客員教授にも就任しています。
今回の訪問によって、今後一層の研究交流が期待されます。
「211プロジェクト」???21世紀に向けて100余の大学を重点的に発展させるプロジェクト
「985プロジェクト」???世界レベルの大学建設のための重点政策プロジェクト
<国際連携支援部>