平成23年度科学研究費補助金(奨励研究)に工学部等技術部より十河基介技術専門職員、渡部正康技術員の2人の研究課題が採択され、日本学術振興会より研究補助金が交付されることになりました。
十河基介技術専門職員は、光学顕微鏡で観察することができない微小スケールの「液体の流れ」を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察する手法の開発を目的とした『走査型電子顕微鏡を用いたマイクロ、ナノスケール流れの観察手法の開発』で交付内定を受けました。
渡部正康技術員は、3D地理防災情報システムとタッチパネルディスプレイを連携させることにより、被災予測や避難行動など防災情報をわかりやすく表示し、また描き込みなどの操作を簡単に行うことのできる教材システムの開発を目的とした『防災学習会の参加者が自宅用立体的避難地図を簡単に作成できる教材システムの開発』で交付内定を受けました。
今回の補助金採択により、技術職員の研究活動の一層の発展が期待されるとともに、専門性の向上に資することができます。今後の教育?研究支援への充実と貢献がなされることに期待できます。