「平成22年度理学部卒業研究発表会」を平成23年2月19日(土)、20日(日)の2日間、足球即时比分_365体育直播¥球探网理学部キャンパスにおいて開催し、保護者および高等学校数学?理科教員、高校生等に公開しました。
「卒業研究発表会」の公開は、理学部として今年で6回目です。今年度も昨年に引き続き、卒業研究発表会の要旨集を作成し、発表会の参加者に配布しました。このような大規模な発表会の公開は全国的にも珍しい企画です。
この発表会は、保護者のご子弟や、高等学校教員の教え子がどのように成長したか実感していただき、その姿から理学部教育のすばらしさを知っていただくとともに、高校生の皆さんには理学部を身近に感じていただき、進路選択の一助となるように、さらには理学部の学生にとっても学問を志す大きな励みになるように意図して公開するものです。
今年度の発表者は数学58人、物理45人、化学37人、生物43人、地球科学32人の合計215人で、学科ごとに5会場に分かれ、一人15分の発表時間で講演を行いました。発表会の参加者は、県内はもとより東北、関東、中部、関西、中国地方、四国各県、九州地方から参加された保護者、家族、理学部OBなどあわせて106人、理学部の2?3回生や大学院生183人、高等学校教員、高校生33人、合計322人にものぼりました。今年度は、はるばる青森県、福島県から参加された保護者もおられました。
受付や会場の準備などの運営には10人の学生サポーターの皆さんに活躍いただき、“非常に優しく対応してくれた”と好評でした。
? 参加者のアンケートでは、我々にとって今後の励ましとなる言葉ならびに発表会の運営や今後のあり方についてのご意見などをたくさんいただきましたので、一部を紹介します。
?実験を重ねながら時間をかけて深く研究し発表する姿に、成長の喜びを感じることができた。先生方には大変感謝しております。(保護者)
?発表の内容は高校生には難しかったが、大学で学ぶことのイメージがわいて、とてもいい経験になった。(高校生)
?研究室でどのような研究ができるのかなど参考になることが多く、今後の進路選択に非常に役に立つと思う。(在校生)
?プレゼンの方法や要旨のまとめ方などを学ぶことができ、今後役に立つスキルを多く得ることができた。(在校生)
?土曜日、日曜日ということもあり参加しやすかった。(保護者、高校生)
?このような機会を設けてくださり、大変ありがとうございました。今後も発表会の公開を継続していかれることを望みます。(保護者)
実行委員会としては、これらの貴重なご意見等をふまえ、さらに充実した「卒業研究発表会」を公開することによって、地域に開かれた大学として理学部の教育と研究を発信していきたいと考えています。
平成22年度理学部卒業研究発表会実行委員会
<理学部>