平成22年10月27日(水)?29日(金)に済州国際会議場(韓国)で開催された2010 PAWEES Meeting in Jejuにおいて、農学部泉智揮助教がPAWEES Paper Award (Sato Prize)を受賞しました。
この賞は、水田?水環境工学における学術?技術の進歩、発展に寄与する、きわめて重要な論文に対して授与されるものです。受賞論文は「A distributed hydro-environmental watershed model with three-zoned cell profiling」(Paddy and Water Environment, 2009, 7(1))であり、集水域の水理?水文学的特性を精緻にシミュレートするための分布型流出解析モデルの開発に関する研究です。開発したモデルは、土壌水分や河川?水路による地下水涵養や排水への影響を考慮できるモデルであり、今後さらなる発展が期待できます。