平成19年1月17日(水)工学部講義棟において、サイボウズ株式会社 青野慶久代表取締役社長による「企業情報システムについて」と題した講演会を開催しました。
最初に、大学院理工学研究科の小林真也教授から挨拶があり、続いて青野社長の紹介がありました。その後青野社長の講演が行われ、ご自身の生い立ちやサイボウズ株式会社を立ち上げるまでの経緯、会社の事業内容などについて説明されました。その中で青野社長は、学生さんに「働くということは、相手に喜んでもらうこと。お客様に喜んでもらって、給料をもらっているということを忘れないで、仕事をしてほしい」とお話しされました。
この講演会は、工学部情報工学科の3回生の講義の一環として開催しましたが、貴重な講演ということもあり、講義の受講生以外の工学部の学生や教職員も大勢詰めかけ、会場は満席の状態でした。また、青野社長の人を引きつけるトークで、会場には笑いもありましたが、これから就職する学生さんたちは、真剣に聞き入っていました。
サイボウズ株式会社は、Webベースのグループウェア製品を中心に、企業向けソフトウェアの開発を行っており、主力商品であるグループウェアは、国内23,000社を超える企業に導入されるなど、シェア第2位(20%超)を誇っています。設立は、1997年と新しいものの、高い技術力と堅実な業績の積み重ねにより、わずか9年で東証1部指定を受けるなど、今や日本を代表する企業の一翼を担っています。
平成18年11月には、松山における開発拠点の開設や、足球即时比分_365体育直播¥球探网との共同研究や人材育成面での連携推進を発表しています。
松山開発拠点についての報道発表の内容は、こちらから(学外ページ)
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