平成21年2月26日(木)、女子サッカー部と女子ラクロス部が、3月1日付けで「大学生防災サポーター」として松山市消防団に入団することとなり、辞令を受け取りました。
松山市消防団は、地域の皆さんにより組織され、火事などの非常時に活躍する団体で、約2,200人が入団しています。その中でも、大学生の団員は「大学生防災サポーター」と呼ばれ、本学を中心に約80人が所属しています。
本学では、平成18年、松山市消防局に就職した卒業生の誘いを受け、アメリカンフットボール部約30人が入団し、活躍していますが、今回は、新たな募集に対して女子サッカー部と女子ラクロス部の約30人が入団したものです。サークル内で後輩に引き継いでいくことにより、常に若い力を役立てることができます。
当日は、松山市消防局の会議室で、上松健次郎消防団長から、代表して女子サッカー部の黒瀬 愛さん(工学部2回生)と女子ラクロス部の森 祐里香さん(工学部1回生)に辞令が手渡され、「市民の安心と安全のために頑張ってほしい。」と励ましの言葉がありました。
その後、総務課消防団担当の二村浩昭さんから、「地域の代表として市民を守るという強い志を持ってほしい。」という挨拶とともに具体的な活動内容の説明がありました。
大学生防災サポーターは、一般の方と違い、火事などの現場に出動することはありませんが、年に数回の訓練を行ったり研修を受けたりします。そして、例えば、大規模災害のときに避難所で支援活動をしたり、資格を取って救急指導員の補助を行ったりということをしていきます。
大学生の消防団員は、松山市が全国初の試みだということです。今回の入団により、地域の皆様のお役に立つことができればと思います。