平成21年1月8日(木)、9日(金)に、土木学会主催で開催された第38回岩盤力学に関するシンポジウムにおいて、理工学研究科生産環境工学専攻環境建設工学コース博士前期課程1回生の重永三郎さん、西山曜平さんらが、全ポスター発表のうち、最も高い評価を受け、唯一優秀ポスター賞を受賞し、賞状と盾が授与されました。
ポスター題目は、「花崗岩不連続面の透水実験:拘束圧?温度条件に起因する鉱物溶解の影響」で、温度?応力に依存する岩石構成鉱物の溶解機構に着目し、花崗岩亀裂の透水特性の経時変化を観察し、その過程を詳細に評価した研究を発表したものです。本研究が、放射性廃棄物の地層処分に関する処分空洞周辺岩盤の透水特性の解明に繋がる有益な情報になると考えられたことにより今回の受賞となりました。