お知らせ

教育学部で同窓生のフリーアナウンサー合田みゆきさんによる「魅力的な話し方講座」を開催しました【12月5日(木)】

平成25年12月5日(木)、教育学部大講義室で、フリーアナウンサーの合田みゆきさんをお招きし、「魅力的な話し方講座」を開催しました。

 この講座は、同窓生を中心に多方面から学生に対する支援をお願いする「教育学部サポーター制度」の取組として、平成21年度からスタートし、今回で12回目になります。
 合田さんは、平成24年度に引き続き4回目の登場です。今回の講座のテーマは「みせ方」で、自分をよりよく魅せる「自分の魅せ方」や常に相手にどう見えているかを考える「物の見せ方」などについて、実践練習を交えて、普段の生活から就職活動まで役立つ内容でお話いただきました。

 講義は、「自分をよりよく魅せる3つのアイテム」である声?表情(笑顔)?所作(立ち姿)の実践練習から始まりました。全員で発声練習を行い、鼻濁音(「が行」を鼻にかけた発音に)や無声化(「す」の音をスマートに)を活用すると、優しい話し方や文章がスマートに聞こえることなどを体感しました。笑顔の練習を行った後は、全員立ち上がって立ち姿の確認を行いました。合田さんが撮影したビデオをすぐに再生して、足を揃えることや胸を張ること、あごを引いて立つことでより良く魅せることができることを体感しました。また、朗読で魅せる実践では、絵本を使って、一文を続けて読むことと、景色を思い浮かべながら読むことの練習を行いました。
 続いて、所作については「面接」を乗り切るために、自分をどう魅せるか、どこを自分の売りにするかを考えながら実践練習を行いました。実際に「模擬面接」の様子をビデオ撮影?再生し、学生本人に自分のビデオを見た感想を述べてもらいました。合田さんから「自分の表情や声、歩き方、お辞儀の仕方などは、友人同士でビデオ撮影して確認するのも良い練習になる」とのアドバイスがありました。また、紙芝居を使って、常に相手のことを考え観衆を引きつける所作と声の使い方について実践練習を行いました。

 最後の「物を見せる」総合課題では、学生がテレビショッピングの実演に挑戦しました。合田さんの指導を活かして、商品がよく見えるようにするための商品説明の仕方や声、所作などに気をつけながら上手に行うことができ、合田さんからも高い評価がありました。

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指導風景

 学生からの質問コーナーでは、以下のように合田さんから丁寧な回答がありました。

1.お勧めの生活習慣ついては、日常いつも人とコミュニケーションをとること、いろいろな人と会話をすること
2.印象の良い立ち居振る舞いについては、自分でどのように見られたいかを考えることが大事であり、自分で鏡を見ながら表情を探して見つけること、ビデオ撮影などで自己チェックしておくと良いこと
3.疲れない笑顔の作り方については、口角を上げすぎないこと

 今回は、1回生から4回生の約50人の学生が参加し、自分をよりよく魅せること、日頃から上手なコミュニケーションを身につけることの必要性を実践を交えながら楽しく学べた講座になりました。
<教育学部>