山本万喜雄教育学部教授が行ってきた公開講座「くらしと健康」が、今年で30年目となりました。30年という長期間の公開講座への思いを、山本教授に伺いました。
「地域住民に支えられて 公開講座30年」 山本 万喜雄
私たちの公開講座「くらしと健康」は、1976年自主講座として開講し、今年で30年。その目指すところは、「国民のための大学づくり」という地域貢献でした。地域住民に支えられたこの講座は、毎年欠かさず7月から12月にかけて、6回シリーズで開設。2006年も岡山や徳島からの受講者を含め40人弱が、楽しみながらこの生涯学習を続けてきました。12月3日(日)の修了式では、80歳になる有田さんをはじめ、多くの方々がそれぞれの人生を語り合いました。この学びの会は、「終わりのない旅」。参加者は、リピーターが多いことも特徴の一つです。その真剣な学びの姿を学生諸君にも見てもらいたい。私の切なる願いです。
公開講座「くらしと健康」について
この公開講座は、人間らしい生活を営むために、心や体、さらには生活環境にも配慮して、自分の行動を創りながら、生活全体を望ましいものにするため、健康?発達?教育や環境をテーマに語り合う講座です。
開講時間は、対象である一般の方が受講しやすい日曜の午後とし、所定の課程を修めた方には、修了証書を授与しています。今年度は、37人が受講し、34人に修了証書が授与されました。
この講座は、今後も続けていく予定ですので、興味のある方は、来年度是非受講してみてください。
広報室